私の趣味の1つに水族館巡りというものがあります。
水族館好きというとなんとなーくお洒落な印象を与えられる気がするので、趣味として持っておくと良いんじゃないかなと勝手に思っているんですけども。
あ、でもボッチ水族館は毎度笑われるので、あまり言わない方が良いかもしれないです。
私は今までほぼボッチ水族館ですがっ。
日本は何故か水族館大国でして、
北は北海道、南は沖縄県、佐渡島や小笠原諸島なんかの離島にまである水族館。
みなさんは全国に何館の水族館があるかご存知でしょうか?
私は2013年に全国釣り遠征と合わせて水族館巡りを始めたのですが、
当初自分なりに情報を集めて行こうと決めた水族館は122館でした。
釣り旅ついでに日本各地で寄ること2年半。
時に1日に6館ハシゴしたり、水族館に寄りすぎて釣りをする時間がなくなったりと
何がしたいのかよくわからなくなっていた事もありましたが、
2015年、無事この122館を制覇しました。

最後がショボいと締まらないので、ずっと行かずにとっておいた美ら海水族館。
しかし!!
この122館以外にも水族館はあったのです。
大きな有名どころは殆ど回ってしまったのですが、日本にはマイナー水族館がまだまだ眠っていました。
それでも、多くても150館とかそんなもんだと思うじゃないですか。
国内のほぼ全ての水族館行った気になっていたんですけど、、、
なんと
聞く話によると日本には200館以上の水族館が存在するらしい…。
勝手に制覇してつもりになって舞い上がっていましたが、まだ半分ちょいしか行っていなかったという衝撃。
日本、水族館ありすぎっしょ?汗
個人的な見方としては、「水族館」と呼べる場所はざっくり100館前後としており、
規模の小さな水槽展示のある施設(私は仮に「水族施設」と呼んでいます)を含めると全部で200館以上あるという感じです。
ちなみに今まで私がまわった水族館/施設は164館(2018年2月17日現在)。
終わりが見えない(笑)。
この、水族館と水族施設の違いや定義はないので、境界線はどこか?というのが私の水族館巡りの1つの目的でもあります。
動物でいうところのワシとタカの違いみたいなもんですかね。
日本の人口の99.9%以上の人がどうでもいいと思うと思うのですが、私はこれの答えを出すまで水族館巡り終われない…とも思っています。
いや、はやく終わらせて好きな水族館だけ行きたいんですけどもね?
さて、この日本にありすぎな水族館の魅力を本日はご紹介していこうと思います。
もはやブログじゃねーな?というツッコミはいりません。
暴走させておいてください。
それでは行ってみましょう。
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1.いやされる!!

あら可愛い(和歌山県 太地町くじらの博物館)
はいーいきなりざっくりしております(笑)。
綺麗な水槽に泳ぐ鮮やかな魚やアザラシ、イルカにウミガメ、ペンギンなどなど。
可愛いですよねー見てるだけで癒されますよね。
大型水槽はボーっと見ているだけで時間がすぎてゆきますし、
イルカやアザラシショーの一生懸命な姿には毎度感動や学びがあります。
水族館によっては餌やり体験をできるところもあって、生き物達と身近で触れ合えると癒されること間違いなしです。
2.わざわざダイビングしなくても(フィールドにでなくても)生き物にあえる

濡れずにこんな立派な個体を横から見れる(愛知県 名古屋港水族館)
雨かー、釣りやダイビングに行くのダルいな〜なんて時も水族館なら万事解決。
悪天候に強く、空調管理もされているので、いつでも快適です。
更にはデートにも最適ですね。
雨でもオッケー、雰囲気はオシャレだし(?)、服装も拘れます、誘われて断る理由がないんです。
※ただし相手がいれば(余計なお世話)
野生で見る感動もありますが、そこまで頑張りたくない人にもオススメ。
ダイビングだと濡れますしね。私服で魚見れるって最高じゃないっすか。
行けばほぼ必ず見れるのも水族館の魅力。
それも、日本から遥か遠い地の生き物や、生身では到達できないであろう深海生物、実際に海で遭遇したら危険な生き物などを一館で全て観察する事だってできる水族館もあります。素晴らしい。
3.マニアックな種類や、ショップで見られないサイズの個体を見れる(ところもある)

個人宅の水槽では見れない立派なアトランティックターポン(新潟県 マリンピア日本海)
どんなに飼育が好きでも、なかなか水族館クラスの水槽を一般家庭に設置するのは難しいので、自ずと育つ大きさも制限されていきます。
大きくても綺麗に育だてあげられなかったり、飼育好きのジレンマでもありますね。
また、ネットで見て実際にショップに行くと幼魚で販売されている事が殆ど。
立派な個体が見たいのであれば、水族館に見に行くのがオススメです。
生き物なので永遠に展示をされているわけではありませんが、長期飼育の個体が見られるところもあります。
また、歴史のある水族館では、現在では規制されてしまって輸入や飼育の難しい生き物もひっそりといたりして、
そういった種類を見に行く、探しに行く、見つけた時の感動はたまりません。
ちょっとマニアックな感動ではありますが(笑)。
そんな訳で、釣り好きや飼育好きにも一度足を運んでいただきたいなーと私は常に思っています。
4.その土地の事を知れる!!

秋田県の県魚ハタハタのパネル展示(秋田県 男鹿水族館GAO)
釣り遠征をしながら私が非常に楽しかったのがコレ、どの水族館もその土地ごとの展示に力をいれている所が多いという事。
知識があればこの辺は関係ないのかもしれませんが、季節限定の有名種なんかの生態を知れたりするのも魅力です。
例えば、春の風物詩である富山のホタルイカは時期になるとホタルイカの発光ショーなるものをやっていたり、
秋田県で有名なハタハタで作る「しょっつる」という魚醤を水族館で手作りして展示していたり。
詳しい解説板もあるところや飼育員さんの説明を受けられる所もあります。
特殊な地形や希少種、湖や川を有しているエリアならその解説があるところも多く、見てからフィールドに立つとまた違った目線で自然見る事ができて楽しいです。
あと住んでる所から離れている水族館に寄ると、遠くへ来たな〜と非常にウキウキします。
5.デートに役立つ

かわいい
デートの行き先に困ったらとりあえず水族館に誘いましょう。
よっぽどの生き物嫌いでもない限り断る理由がありません。
この時に気をつけたいのが、生き物を見ることに集中しすぎて放置すること。
私は10回中10回放置な感じなので本当に気をつけた方がいいと思います。(無意識
はい。どうでしょう?
書き出したらキリがなくなりそうなので、
他はまた今度書こうと思います(笑)。
ちなみに、
水族館や動物園の役割とされている事が4つほどあります。
「種の保存」
絶滅危惧種の増える一方ですが、それらを絶滅から守る最後の砦として種を守る取り組みです。
ですが、いくら種を守ったとしても、元々の生息地がなくなってしまっては意味がないので、地域との連携が実は重要であったりもしています。
募金や各エリアの環境保護団体と連携してゴミ拾いや観察会などをしているところもあります。
「教育」
教育は押し付けるのではなく、雑学要員でもなんでもいいので楽しんで自然に覚えていってもらえる展示作りが重要となっています。
最近では面白い解説板や、動物の行動を活かした行動展示など、様々な取り組みに力を入れている水族館も増えていて、
気づくと何故こうなっているのだろう?なんて考えさせられる水族館は素晴らしいです。
「調査・研究」
こちらは展示に使う個体を消費的に野生から捕まえてきて展示するだけでなく、繁殖個体を増やし自然に負荷をかけなくするような取り組みです。
また研究観察しデータをとっていくことも重要ですよね。
一概には言えませんが、古い堅い考え方の施設はここに力を入れすぎている所も多く、生き物の事を知ってもらう努力とのバランスが大切だなと感じます。
「レクリエーション」
これは気分転換ができるような施設作りで、やはり行きたいと思えなければ役割としては本末転倒だなとなってしまいます。
その中で楽しんで生き物の事を知ってもらえる、自然の大切さを考えるキッカケになるというのは非常に大切ですよね。
とまあ、素人が口で言うのは簡単ですが、どれもこれも水族館で働く方々の努力の上になりたっているものですので、わかってはいてもなかなかに難航している事も多いようです。
1つの雑学として、なんとなーく見にいった際にはそんな事も視野に入れつつ行くと
ちょっと違った水族館の見方ができて楽しいかもしれせん。
あと愛想のいい飼育員さんに会えると意識高えなあと感激できたりしますね。
ああ、なんだか最後は難しい話になってしまいました、スミマセン。
私は水族館という空間が大好きです。
行けば何かしら学びがありますし、
素敵な生き物達に癒されます。
普段目にできない生き物にも会えますしね。
寿司食べたくなったりもします。
今後も王道の水族館からマニアックな水族館まで、
行ったらレポートをしていこうと思うので
私も飼育員さん達に負けぬよう(?)また読みにきたくなるような記事を書けるように頑張りたいです。
長い文章お付き合いありがとうございました〜。
オススメ水族館10選とかマニアックな水族館まとめとかそんなのも書けたら面白そうだな〜。