ディズニー映画、「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった魚、クマノミの仲間。
今回ダイビングで沖縄の海に潜ってきたので、人気者のこの仲間に会いに行ってきました。
ざっくりですが、今回見ることができたのでご紹介したいと思います!
クマノミの仲間は日本に6種類
世界に30種類とも言われるこのグループですが、日本には全6種類が生息しています。
クマノミの仲間はイソギンチャクと共生している事が有名で、イソギンチャクと共生する生き物は他にもいるのですが、その共生度はトップクラス。
イソギンチャクの刺胞に守ってもらいながら産卵子育てまでこなします。
そして守ってもらうだけでなく、イソギンチャクの掃除をしたり、餌になる有機物を運んできたりしているそうです。
それぞれクマノミの種類毎に共生するイソギンチャクの種類が決まっていて、
これまた好きな人にはたまらないディープな世界が広がっているんでしょうね。
クマノミ紹介
クマノミ
有名なカクレクマノミに比べると一回り大きなクマノミ。クマノミという名前のクマノミです(ややこしい笑)
少し黒っぽい体色に白いラインが二本入ります。
ニモを見た後にこの種を見ると大きいな…と思うと思います。
ハナビラクマノミ
名前の通り花びらのようなピンクがかった体色をもち、顔に白いラインが一本入るのクマノミ。
この体色が青い沖縄の海にマッチしていて非常に美しかったです。
動きも心なしか優雅に見えました(笑)。
ハマクマノミ
クマノミ同様、少し大型の仲間で黒っぽい体色に白いラインが一本入ります。
鮮やかなオレンジと黒みがかった体色が抜群の存在感を出していました。
カクレクマノミ
言わずもがなみんな大好きカクレクマノミ!名前の由来なのか?近づくとすぐに隠れてしまい、他のクマノミの仲間よりも臆病でイソギンチャクの中に入って顔先だけだして様子を伺うような素振りが多かったように感じました。
大きさは少し小さめで、鮮やかなオレンジがとても綺麗でした。
セジロクマノミ
少しレア種なこのクマノミは鼻先から背中に白いラインが一本入ります。
かなり浅いポイントのイソギンチャクについていて、このイソギンチャクは触手は短いんだとか。でもしっかりと隠れていて可愛らしかったです。
このイソギンチャクの数が少ない事も関係して、レア種となっています。
トウアカクマノミ
一番珍しく、見るのが難しいのが本種。
少し深場にいて、砂地に生息するイソギンチャクに依存している為、生息環境が少し特殊なんだとか。
大きさも大きく、黒っぽい体色に顔には太めの白い柄、背中にはベッタリとした独特の白い模様が入ります。
大きなペアと、複数の小さな個体がいて非常にかわかっこよかったです。
イソギンチャクは全く詳しくないのですが、このイソギンチャクもきっと面白い種類なんでしょうね。
この日は水深20-21m。OLYMPUSのTG-4のハウジング無しではギリでした。もし写真を撮りに行く方はハウジング必須だと思います。
はい、今回クマノミの仲間だけにスポットを当てて紹介させていただきました!
他にもたくさんの生き物にあえたので、あとでその辺もまとめたいなと思います…。
生憎、沖縄に行った日は台風が接近中で、一日ズレていたら潜ることすらできなかったそうで…危なかったです(笑)。
それでもこの透明度、やっぱり沖縄の海は違いますね。
いきなり沖縄に行って潜るのはハードルが高いかもしれませんが、海の世界にお邪魔できるダイビングはとても気持ちが良いです。是非皆さんも潜ってみてください。
沖縄本島より、クマノミ各種でした。