ダイビングから上がったあと、宿に一旦荷物を置きに行き、夜の散策へ!
船酔いによる船酔いでグロッキーだったのですが、見てみたいモノがあると元気になるのはフィールドワーカー共通なのではないでしょうか(笑)。
そして普段なら宿はとらないのですが、小笠原諸島は野宿禁止の為、珍しく宿をとりました。
素泊まりの安宿でしたが、宿があるってめっちゃ快適っすね(笑)。
相変わらず何も調べてこなかったので、
なんとなく雰囲気ありそうなところに行くと…

お前は!
こいつはオオヒキガエル。
見た目はとてもいいのですが外来種です。
しかも結構大きい上にヒキガエルは大食漢。
離島の生物達には結構致命的なダメージを与えるのではないでしょうか。

大きい
それから

ニューギニアヤリガタリクウズムシ
これが問題になっている外来種の陸棲プラナリア…。
小笠原諸島は一度も陸続きになったことの無い島なので、独自の生態系をしています。
例えば哺乳類がコウモリしかいない=陸続きにかっていないので島に渡れなかった、など。
中でもどうやって渡ってきたのかカタツムリの仲間が非常に栄えていて、
木に登るものや ほぼ殻のないものなど多種多様です。
(カタツムリに関しては鳥に運ばれてきた、なんて言われていますね。)
そしてそれらは小笠原諸島にしか生息していない固有種が多く、とても貴重な種類となっています。
そんなカタツムリを捕食しているのがこの陸棲プラナリア。
元々生息していた種類なら生態系の弱肉強食関係になりますが、外来種となれば話は別。
小笠原固有のカタツムリ達が絶滅してしまう前に対策が間に合う事を願います。

ヤモリもたくさん
オガサワラヤモリとホオグロヤモリがちらほら。
名前はオガサワラヤモリとありますが、こちらも外来種だそうで、ややこしい。

オカヤドカリ
こちらは在来種で天然記念物でもあるオカヤドカリ!
可愛いですが、天然記念物の為触っちゃダメですよ〜。
それから釣りへ。
この日は花火大会とかで、
目をつけていたポイントは花火大会の為閉鎖で入れず。
静かに釣りしたかったので、テキトーに人のいなそうなところへ。

花火は花火で綺麗でした
イカを切った物を中通し20号のオモリ、鈎はタマン鈎23号。
ブッコンでしばらくすると…

\ \ばああああああん!//
まさかの憧れのタマン!でっか(笑)。

めっちゃめちゃ綺麗!
いきなり小笠原クオリティに驚かされながら、
しばらくするとまたクリッカーがなり、タマン!
そしてタマン!タマン!タマン!!
タマン以外いないの!?というくらいタマンばかり釣れました(笑)。

ちいこいのも。
1匹でいい僕としては他の魚が釣りたい!
なかなか贅沢な話ですが、エイやサメなんかが釣りたかったので、その後も粘るも出てはくれず。
それでも大きなタマンが釣れたので満足して朝方宿へ戻りました。ねむい。

めちゃくちゃ探してやっといた人に撮ってもらった写真。遠いしブレてるし(笑)。
まあこんなもんっすね(笑)。
つづく
小笠原諸島に行ってきた その1
小笠原諸島に行ってきた その3
小笠原諸島に行ってきた その4
小笠原諸島に行ってきた その5
小笠原水産センター(水族館)に行った