小笠原諸島に行ってきた その3 / オガサワラヨシノボリ

ヨシノボリという魚をご存知ですか?
割とどこでも見られるので雑魚扱いされることも多い魚ですが、
それだけに親しみの多い魚でもあります。
そして地域変異が多く同定が難しいこともあって日淡マニア(日本淡水魚好き)泣かせのグループでもあります。


こいつは以前和歌山県で釣ったオオヨシノボリ…(たぶん)




そんなどこにでもいるような魚ですが、
小笠原諸島には小笠原のみに生息するオガサワラヨシノボリという種類がいます。
離島とは言え、上に書いた通りどこにでもいる魚ですよ。
その辺の川に行けばすぐ見つかるだろうと余裕をぶっこいていました。


すぐに見つけて海釣りをしたかったので、
とにかくやっていきましょう。



思っていたよりも淡水域が少ない

いざフィールドに出てみると、
水たまりはあってもほとんど川自体は干からびていたり、
あっても魚が住めないような浅さだったり。


川を駆け上がって行けば1匹や2匹くらいいると思っていたら、
いるのは貝くらいでした。


こいつも小笠原固有種だったりするのかな…





そこからあちこち回って行き、
ふと視線を感じて目をやると綺麗なトカゲ。


グリーンアノール




とても綺麗なんですが、特定外来生物。
こいつも結構な数がいました。
沖縄で見たキノボリトカゲもそうでしたけど、
結構下を歩いているんですよね。



ようやく魚の姿を見れたと思ったらティラピアとグッピー。
そして現れるオオヒキガエル


死体に抱きついてました。
下には無数のオタマジャクシ。




オオヒキガエルは本当どこにでもいました。



更に駆け上がってゆくとようやく魚らしい魚。


タネカワハゼ




透明感が美しい!!
やっとそれらしい魚が見れて嬉しかったです。
沖縄とかにもいる魚です。

チチブモドキ??




この辺の仲間はどれも似通っていて同定不能、、。



敢えて釣らなくても良いんですが、
せっかくなので反応を見る意味でも
どちらも1匹ずつ釣らせてもらいました。




ガサガサをしてみると…


オガサワラコテナガエビ



よく網に入ってきたのがこのオガサワラコテナガエビ。


ハサミがとても綺麗でした。




更に更に駆け上がってゆくと、
チョロチョロと流れる溜まりにやつはいました。


やっと…!思いの外大苦戦。。




絶滅危惧IA類なので釣りはやめて、
1匹だけ掬わせてもらって観察。
うん、今まで見てきたヨシノボリで1番嬉しかった(笑)。

ケースが汚いのが残念ですが。




カブキみたいな顔のラインがかっこいい!




立派な背びれ




尾びれの柄も綺麗





1時間くらいで終わると思っていたら、
まさかの半日以上潰れるという苦行に。
ヨシノボリとナメすぎていました(笑)。


でも今回、淡水域に生息する魚で最も見てみたかっただけに感動はひとしお。

小さな独りよがりの大冒険となりました!


同ヶ所にはヒラテテナガエビも




カワアナゴ系の何か…


色々と見れて楽しかったです!




そうそう、散策中に見つけたグリーンアノールですが、
小笠原では積極的に駆除を行なっています。

グリーンアノールトラップ




このようなトラップを改良しながら捕獲効率を上げているそう。
これが4代目?5代目?のタイプだったかな?
オガサワラゼミという固有のセミが入ってしまったりすることもあったようで、
より入りにくい形にし、かつグリーンアノールが捕獲できるように作られているそうです。
なかなか根絶するのは難しそうですが、
是非とも頑張ってもらいたいものですね!
(オガサワラヨシノボリ全く関係ないのない〆笑)。


つづく



小笠原諸島に行ってきた その1


小笠原諸島に行ってきた その2


小笠原諸島に行ってきた その4


小笠原諸島に行ってきた その5


小笠原水産センター(水族館)に行った

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