ハマフエフキに続き海釣り編。
台風接近もあって雨が降ったり止んだりで結構釣りはやりにくかったのですが、
合間合間を見て竿を出しました。
昼間釣れた魚たち
サビキ釣りでどんな魚がいるかやってみました。
伊豆七島なんかもそうですがイソメが売っていないので
本土から行く際は持って行くと狙える幅が広がっていいかもしれませんね。

オビブダイ

ミナミイスズミ

ハナアイゴ
鰭に毒があるので注意
本州で一般的に見れる魚種とは違う魚が飛び出てくるのでとても楽しいです。
中でもロクセンスズメダイというのが暴力的にいまして、コマセを撒こうものなら一斉に飛びついてきます(笑)。

ロクセンスズメダイ
たくさんいると価値が下がってしまうのは
人間側のエゴだとは思うのですが、
綺麗だなー素晴らしいなーと思ったのは最初の数匹までで、
それ以降は頼むから食わないでくれ…という気持ちに(笑)。

とはいえ、とても綺麗な魚でした。
型も結構よく、見た目も綺麗なのですが、とにかく多すぎでした(笑)。
でもその群れの中にチョウチョウウオの仲間を発見!
しかもよく見るトゲチョウチョウウオとは違うような…
釣り上げてよく観察したい!!と狙ってみることに。
チョウチョウウオは口が小さい為タナゴ鈎に餌を付けてみます。
しかし撒き餌に混ぜてみるも、どうしても先にロクセンスズメが食いついてきてしまう。。

延べ竿でも難なく。
結局、チョウチョウウオは釣ることができませんでした。ロクセンスズメが先に食うとタナゴ鈎はあっさり折られてしまうし、でも鈎を大きくしたらチョウチョウウオは食えないしで大苦戦。圧倒的な数の前に手も足も出ずでした。

これは沖縄で釣ったトゲチョウ
次回何か工夫を凝らしてリベンジしたいです。
いつもならタナゴ鈎がない!なんて悔しい思いをするのですが、
今回はちゃんと持って行っていただけに別の悔しさがありました。
そして夜釣り
夜は昼間に釣った魚を餌に夜はブッコミ釣り!
匂いが出るように鈎に付けあとはひたすらかかるまで待ちます。
こういうのって不思議で、
ちょっと飲み物を買ってこようかな…なんて気を抜いた瞬間にかかったりするんですよね。
でも気を張って竿の近くで待っているとかからない。
何か殺気のようなものが糸を伝って届いているんでしょうか?
しばらく待っても全く反応がないので仕掛けを回収してみると……。

アセウツボ?
おお、なんか釣れてる…こんなにアタリもなく、引きも潜りもしないウツボは初めてだ…。

見たことのない顔、柄。
初魚種は本当に嬉しい!
その後細かいアタリはあるもののノラないので、
少し仕掛けを変え、別場所に落としてみると…

オグロオトメエイ!
やった!!これまた釣った事のないエイ!
エイ、サメが釣れるとやっぱり嬉しいですね!

本体に対して尻尾が長い
この長い尾を一体何のために使っているのやら?
疑問を抱かせてくれる魚は素敵ですね。
興奮冷めぬまま餌を大きめにセットしてしばらく待っていると…
突然先ほどまでとは違う強力な引きが!!
アワセてみると、底にべったりと張り付く感触…
間違いなくエイだ!もしかしたら本命のマダラエイかも!?
なんてテンションがタダ上がり!
タックルがかなり強いものでしたが、
ラインを出されたり巻いたりを繰り返して上がってきたのは、、、

今回海釣りでの大本命・マダラエイ!
やったあああああああマダラエイ!!!
ずっと釣って見たかっただけにめちゃくちゃ嬉しい!!
今まで伊豆大島や神津島なんかにも遠征に行きましたが、
毎度このマダラエイはかからず。
念願叶って、魚体が見えた時は震えました。。

実際に触ってみると、細かい突起みたいなものがある
ザラザラしてて痛いと思ったら細かい突起があるんですよね。
これは水槽越しでは気づかない発見でした!

毒針も桁違いに大きくて驚き。
毒針がでけえええええええ(笑)。
こんなに大きいんですね!
魚体ばかりに気を取られがちですが、
これはこれで感動モノでした!
刺されたら絶対にヤバイ(笑)。
よく見ると尾びれ?が他のエイに比べて
鰭状のものが発達しています。
泳ぎに関係していたりするのでしょうか?

感動の1匹でした。
そして何よりかっこよかったのは
スミを垂らしたような体色。
今まで釣ってきた大型魚の中では一番綺麗だったかもしれません…。
いつまでも眺めていたかったですが、
元気にリリースしたかったので出来る限り負担をかけないようにすぐにリリース。
記念に毒針だけ折って持ち帰ることに。

上がマダラエイ、
下がオトメエイ
とにかく大きくてビックリ(笑)。
その後パッタリとアタリがなくなり終了。
天候に恵まれず釣りは大苦戦でしたが、
最後の最後でマダラエイが見れて良かったです!
小笠原の魚はマダラエイに限らず、
本土に比べると全然ポテンシャルが違いました。
他にもホワイトチップことネムリブカもよく釣れるそうで、次回機会があれば釣って是非近くで見てみたいものです。
あとよく竿を持って行かれてしまうこともあるそうで、
その1でも書いたハマフエフキもそうですが、
とにかく小笠原諸島の魚たちは元気が良いので万全の状態で臨みましょう!
想像以上に綺麗だったマダラエイは思い出の1匹になりました!
小笠原諸島に行ってきた その1
小笠原諸島に行ってきた その2
小笠原諸島に行ってきた その3
小笠原諸島に行ってきた その4
小笠原水産センター(水族館)に行った
コメント
初めまして。楽しく読ませていただきました。
ところで、ロクセンスズメダイの3枚目の写真(延べ竿でも難なく。とコメントされているもの)は背中に黄色が入り、横縞が少なく、尾びれの模様も違う事からオヤビッチャかと思いましたが、どうでしょう?
はじめまして!
コメントありがとうございます。
確かに釣った感じも別に群れていた感じも違和感は感じていましたが、ご指摘の通りオヤビッチャっぽいですね!ありがとうございます😊
勉強になります^ ^もしまた何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。