当ブログは登山ブログではありません…が、謎に登山ネタ三連発(笑)。
僕は登山をする前に某登山サイトを見て
登って降りてくるまでどれくらいかかるのか、
何時に出発するかなど参考にしているのですが、
このサイトには「登山レベル」というものが設定されています。
三段階評価で、1優しい、2普通、3ハードという感じ。
前回、前々回登った阿寒岳と乗鞍岳はどちらもレベル1でした。
そして今回登る予定の荒島岳はレベル3。
いきなり最強レベルです。
他の方のブログなんかを見ていても、
「こんなに大変な山は知らない」だとか、
「ただただツラい」などと言うコメントを発見。
どんだけ大変なんだろ!?と気になったので登ってきました。
駐車場がわかりにくい
なんでも無料の駐車場&トイレがあるそうで、
元スキー場の跡地から登山口へ向かいます。

ここです。
ブログでも何度も見て駐車場のイメージは出来ていたんですけど、
ここに入るのに道がとてもわかりにくかったです…。
帰りに見たら正面に看板がありましたが、あれ見過ごす人多いんじゃないかな…?

こんなところを入って行きます。
カーブのところに突然この道が現れるので後続車に突っ込まれないように注意です。出るときも注意。

看板。わかりにくい(笑)。
無事駐車場に到着したら登って行きます。
駐車場自体はあまり広くないので早めに行く事をオススメします。
6:20登山開始

スタートです。
ここはまだ登山口ではないので(登山口の定義ってなんだろ)、
とりあえず登山口を目指します。
元スキー場の急斜面を駆け上がるのですが、
正直この整備されたコンクリの急斜面を単調に歩くのは結構大変でした。

ただまっすぐの道を上がってくるとこんなところに。
ここまで僕は10分でした、かなりツラい。。

登って正面は違うので注意
そのまま真っ直ぐ行こうかと思ったら妙にやぶやぶしてる…。
と思ったら右が登山道でした。あぶない。

こっちが正解

ここからはゴロゴロした石の道になります。
この道も結構長いです。
コースタイムでは登山口まで50分くらいだそう。

おやこれは…
これが旧リフト跡なんだとか。
この裏に登山口があります。
ここまでくるのもそこそこ大変でしたが、
まだ登山は始まってなかったという謎。

荒島岳 登山口
改めまして登山口です。
ここからスタートですよ。
さて、登っていきます(笑)。
AM7:00 トトロを探せ
ここ荒島岳はブナ林が広がっていて、
今まで登った所とはちょっと雰囲気が違いました。
ここにはトトロの木という名物の木があるそうで、
なんでトトロなのか、見てみたいなーと。
どの辺で出現するのかは不明ですが探していきましょう。

ブナ林
ロケーションがよく気持ちの良い道を進んで行きます。

ぬかるんでいる…
前日が雨だったのか?
道は結構ぬかるんでいました。
滑らないように慎重に登って行きます。
この辺からもう既に結構な斜面になっています。

キツイ勾配が続きます
ちょうどスタートから1時間くらい進んだあたりでしょうか。
いましたよ、森の王・トトロが。

ん?
ト…トトロォオオォオオオォォォォォォ!!!
まさかの折れてました。
つうかこれがトトロの木なのか?と思ったら看板ついていて驚愕。
たのしみにしていたのにどういう事!?

安らかに眠ってください…
ちょうどここで追い抜いたおっちゃんも
折れてる…と凹んでらっしゃいました。
有名な場所なんだから頑張れよ…。
自然の凄まじさを身をもって教えてくれていました…。
まあ僕はトトロよりもまっくろくろすけ派なので気にせず進んでゆきます。

結構整備されていた印象
かなりの急勾配がずっと続きます。
息を整えながら無理なペースにせず、一歩一歩しっかりと進んでゆきます。
登山初心者ですけど、無理に進まなければ意外とこなせるもんだなーと己を過信してます。
ゆっくりペースを守るっていうのが結構大事な気がしてますが人それぞれでしょう。

可愛いキノコ
キノコに癒されながら進みます。
ひたすらブナ林です。ロケーションは素晴らしい。

素晴らしい展望
ん?

景色とは何か
霧が凄すぎて何も見えませんでした
同じような景色が続くので、看板があるだけで写真とりますね。

こういう看板があるだけでテンションあがります。

まだまだァ!
ずっと急勾配。進んでるんだか、足踏みしてるだけなのかわからなくなってきますね(言い過ぎ)。

ロクショウグサレキン?
そしてそして…

うおおおん!!
この看板はブログで見たぞ!
あともうちょいやな!
あと1.5kmって書いてあるけど!!

道?
ここからもうすこし進むと難所にぶち当たります。
AM8:20 難所
有名なもちがかべという難所が荒島岳にはあります。

これです
この角度やばくないですか(笑)。
所謂、鎖場ってやつですかね。
人生初の鎖場です。

写真だと伝わりませんがかなりの段差
自分の膝よりも高い段差を登って行きます。
基本的に手を使わず足のみで上がっていきたい謎の縛りがあるのでかなりキツかったです。
冬で雪が積もると文字通り壁になるんだとか。
そんな時期に登るのってドマゾ意外のなにものでもないと思うんですけどね。
越えたら気持ちいいでしょうね。

め、、めっちゃ山だ、、(語彙力)
乳酸が溜まっていくのが手に取るようにわかりますよ。
このままじゃヤバイぜっていう謎の焦りが出てくるので、
休み休み登るのが人類だと思います。

死にそうになりながらクリア
全く写真を撮ってる余裕がネェ。
が、もちがかべを越えると綺麗な紅葉が!!
癒される…よりも疲れが上回ってます!笑。
ちなみに、読んだブログではもちがかべを越えたらすぐ山頂的な事が書いてありましたが、全然そんなことないです。
こっからまだまだありますからね。覚悟した方が良いです。
ちゃんとセーブしてHPとMP回復しないと雑魚キャラにやられますからね。

景色とは…(2回目)
いやー景色見えないとテンションあがりませんね(苦笑)。
先もどうなっているかわからないし、
ペースを作りにくくなる事がわかりました。

前荒島
いや、そういうのいいので早く本体こいよ…。
そろそろ山頂見えてもいいんじゃないですかね?

お…おおお!?
あれは…山頂!?

山頂への看板
ま、まだ400mもあるんすか…
もうポーションないよHPないヨ〜。
でも頑張るしかないっす景色見えないけど。

ペースをまもれえ…
そしてそして…

お!?おおお!こんどこそ!?
ここもかなりの勾配、
ボロボロの足で最後の力を振り絞って…

日本百名山3座目(涙目)
AM9:00!荒島岳、登頂〜!!!
登山開始から2時間40分でした。
基本コースタイムは3時間20分と聞いていたので、
想像以上に早い登頂に自分で驚きました(笑)。
まあ登頂しても霧で何も見えないんですけどね。
しばし余韻にひたります。

お賽銭をして下山を開始します。
AM9:10 下山開始
軽くおにぎりを食べてから下山を開始します。
待っていればもしかしたら霧も晴れたのかもしれませんが、
この後イカの船釣り予定だったので時間がなかったのです…(笑)。

行きには気づかない発見があるのが楽しい
登り中はツラいので視野が狭まり気味になりますが、
下山中は登っている時よりも景色が楽しめるのがいいですね。

紅葉が綺麗です。

行きよりもビチョビチョのような…
行きよりも下の方が滑るので要注意で降りて行きます。
しかもこのあとイカ釣りが待ってますからね。
・・・この後なぜか全く写真を撮っていませんでした(笑)。
下山中、登ってきたじい様に
「山頂どうでした?」と聞かれて、
「殺風景でした。」と答えたら、
「でしょうね。で、ガスとか風とかどうでした?」と
言われて初心者丸出しですごく恥ずかしかったです。
そうだよなー多分何回も登ってる人だもんなーなんて思いながら下りたのはいい思い出…(笑)。
というわけで下山完了!
基本コースタイムが2時間20分らしいんですが、
僕は1時間30分でした。
何か見間違えているのかな??
日本百名山3座目は福井県の荒島岳!時期も良い時期に行けたので紅葉がとても綺麗でした。
レベル3のわりにはそんなにキツくもなかったような気がしますが、確かに畳み掛けるように急勾配が続きますね。
あとスタートのコンクリ坂が殺しにきます(笑)。
福井県ではこの1座のみ日本百名山となっているので時間がある方は是非挑戦してみてほしいです。
基本コースタイム
登り3時間20分
下り2時間20分
合計5時間40分
僕のタイム
登り2時間40分
下り1時間30分
合計4時間10分
次はどこを登ろうかな?