2017年にシロザケを釣りに行った記事です。
シーズンなので書いてみました。
大きくなるわりに
怪魚みたいな扱いをされない
不思議な魚ですが(笑)、
見た目が物凄くカッコいいので大好きな魚です。
ずっと自分のブログでも
書きたいなと思っていたのですが、
ようやく重い腰をあげて書く事に。
昔の事なのでちょっと記憶違いな事も
あるかもしれませんが、
読んでいただけたら嬉しいです。
さてこのシロザケ、
前々から一度釣ってみたいなーと思っていたのですが、
サケ釣りは基本的に川での釣りは禁止となっています。
なのでちょっと敷居が高いイメージで、
海で釣るか(現実的には北海道)、
各地で行われている調査に参加して釣る感じになります。
期間限定かつ、見た目もよく引き味も楽しめるとかで、
募集人数の少ない場所だと抽選漏れでなかなか釣りに行けなかったりもするそう。
ちなみにコッソリやっている人もいるようですが、
マジで捕まるのでやめましょう。
この時参加したのは
栃木県の鬼怒川サケ資源有効利用調査というもの。
昔は資源として利用されていたシロザケを、
個体数の調査をしつつ持ち帰って食べてもらいたい、
との事で開催されているんだそうです。
サケといえば北海道の海で獲られたものか、
海外からくるもののイメージが強かっただけに
海のない栃木県で!?というのはすごく面白いな〜と思いました。
川のサケって美味しいのかな?という疑問も。
この時の募集人数は
土曜日、日曜日各60名ほど。
キャンセルが出る想定で10名ずつ多めに
募集をかけ各70人が選ばれます。
つまり2日間で120〜140人が
サケを狙って水辺に立つことになりますね。
応募は事前応募になり先着順。
応募開始と同時に応募しましたが、
1.2分で締め切りでした。
この時も土曜日はいっぱいだったそうで、
なんとか日曜日に友達と共になんとか滑り込む形に。
そして当日。
集合時間よりも早めに行き
ポイントの下見も兼ねて周辺をウロウロ。
うーん、よくわからないけど、
浅い所では姿を確認できなかったので、
いるとしたら少し深いところになるのかなー
なんて見立てでした。

フライ、ルアー、餌釣りと様々な釣り人が
60人以上がいざ集まってみると結構な人数ですね。
会長の有難いお言葉を聞きながら、
挨拶が終わると共にみんなポイントへ向かいます。

みんな走る走る!
マジか、結構いい歳した人達が
みんな走っていました(笑)。
僕らも急いで向かいましたが、
みんな既に良いポイントは抑えていて、
浅くていかにも魚が溜まりそうにない場所ばかり。
うーん、ポイント取りは盛大に失敗。
というかなんでみんな良い場所を把握しているんだ!?
そんな感じなので
朝イチ入ったポイントは全く気配がなく。
周りを見ていても、釣れてる人は連発しているけれど、
基本的には沈黙、という感じでした。

釣れてる人は釣れてる
その後入ったポイントも流れも早く、
深場を探ろうとしても
25gのスプーンでも歯が立たない状況。
沈まないなら重くすればいいじゃん。と、
スプーンを2つ束ねて投げてみたら
今度は根がかって2つともロスト。
何をやってるんだろうか…(笑)。
このままではダメだと思い大移動する事に。
上流に向かいながらランガンしていくと良さげな場所があり、
そこを通すとしっかり反応が。
すかさずフッキングするとずっしりと竿に重みが乗りました。

よっしゃー!!!
めっちゃカッコいい!
魚自体は引くというよりも
その場に留まる、というような
ただただ重い引きですね。
以前、北海道の知床で釣ったカラフトマスは
かかった後にめっちゃ走ったので、
海のない県まで長い距離遡上をすると
体力が残っていないのでしょうか。

なかなかいいサイズでした
その後友達にもヒット。
この時既に昼過ぎで、
周りも朝イチに何本か出たあとは
全く当たっていなかったので
良いところに入れたと思います。

地形大事っすね

鼻がたまらん…
その後ポツポツと釣れてくれて、
僕は終わってみれば2人で5匹。
受付に戻って話を聞くと、
実は朝釣れていた何組か以外は
ほぼ釣れていなかったそうで、
そんな中釣れてくれた我々は何気に凄かったようです。
良かったー!!!
あと当たり前ですが土曜日の方が有利で、
毎年日曜日は数が少ないんだそう。
そりゃそうだよね…よく考えていなかったです(笑)。
調査も兼ねているので、
検量してもらって証明書を発行してもらい
晴れてこれで持って帰れます。
この証明書がないと密漁になってしまうので
注意が必要です。

晴れて持ち帰れます!
友達とサケを分け、
我が家には2匹くることになりました。
一発勝負の釣れなかったら
また来年応募からやり直さなければいけないという
良いプレッシャーの中での面白い釣りでした。
その後サケをどうしようか迷いましたが、
やってみたかった鮭とば作りをする事に。
後半へ続きます…。

楽しかったです。