毎年恒例のませ釣りに行ってきた / 三重県

毎年恒例11月に仲間内で開催している
三重の泳がせ釣り合宿に行ってきました。


2016年から乗り始めて今年2019年で4年目。
初参戦時はクロムツが釣れるみたいだけどくる?
とのお誘いで、よくわからないながらに参加させてもらいました。
クロムツって結構深場の魚だったような…なんて思っていたんですが、
意外にも浅い水深で釣れる事が判明し、
毎度メンバーが最高なのもあって船酔いしまくりながらも毎年お邪魔させてもらっています。
今のところ皆勤賞です。船酔いも、ほぼ皆勤賞です。



クロムツを狙う

クロムツといえば深場で狙うイメージでしたが、
水深はなんと70〜90mくらい。
オモリは80〜120号を潮の流れにあわせて変えていきます。
仕掛けはブリやヒラメ用のノマセ仕掛けを流用。
イワシを生きたまま鈎につけて落とします。


イワシはめっちゃ弱いので、100号前後のオモリを使って着底まで生きてんのかな?なんてすごい勢いで出て行く糸を見ながら不安になります。
しっかり底をとってから数m巻いて反応を見ると、
いきなりグンっとわかりやすいアタリが!!


しっかりアワセると重く良い引き!
こんなに引くんだ!とちょっとびっくりするくらい良い引きです。
手巻きでやっているのもあるかもしれませんが、
巻き上げてくるのがなかなか大変です。


思っていたよりもデカい!




本命のクロムツ!
歯がやたらとギザギザしていて非常にかっこいいです。
続け様に船中でアタリが続き、
魚をクーラーに入れたあとに
再び仕掛けを落としますが2回目はなかなかアタリがありません。
しばらくすると船を移動してくれるので、
その都度一投目でちゃんと食わせていくというのを繰り返していく感じでした。


ここ4年間でやった感じではクロムツは朝一勝負、
そして一投目でイワシをキチンとつけたまま
底まで落とせるかが結構重要なように感じました。


年によってイワシが不漁だったりする事もあり、
去年はイワシが手に入らずにアジ泳がせで挑んだのですがクロムツは船中でもほぼアタリがなかったので、
もしかしたら口の形状的にもあまり大きな魚を好んで狙わない(狙えない?)のかもしれませんね。
去年の反応を活かし、今年は釣具屋で売っていたイワシと同サイズくらいのウグイを使いましたが、
こちらは普通に反応が良かったです。


ちなみにウグイは当たり前ですが淡水魚。
海水に浸けたらすぐに弱ってしまうんじゃ?と思っていましたが、
水深70mまで落としてから回収しても普通に元気だったのに驚きました。
同船者がアブラハヤでも試していましたが、
こちらはすぐに死んでしまっていたので、
ウグイの海水耐性は見直すものがありました。
海に下る事もあるのでその辺も関係しているのかな?とも思ったり。ウグイつよいです。



後半は別物狙い

朝のクロムツラッシュが終わると、
各々自分の狙いたい魚にあわせて仕掛けを変えていきます。


オニカサゴ狙いで天秤を使う人もいれば、
ジグをひたすらシャクり倒す人もいたりと
この辺は性格がでますね。
僕はホタルイカをつけてみたり、
イカタンにしてみたり色々変えてみました。
底につけ過ぎるとヒメが連発。
時々くる大きなアタリは大体ササノハベラ。
重いなーと思うと小さいオニカサゴ、みたいな感じ。
もっとゴージャスな魚が釣りたい!!笑


小さい!




引きが弱いようであれば持ち帰る事のない小さな個体だなという事で、ゆっくり巻き上げて生体への負担を減らしリリースに努めました。


ヒメ




ホシササノハベラ


こいつ水深70mラインにもいるんですね…(笑)。




そんな中、今年度とても嬉しかったのがコチラ!


チカメキントキ!




初参戦時に釣っている人から見せてもらい、
以降ずっと釣ってみたかった魚です。


かかった段階で明らかにクロムツよりも引いたので
何がかかったのだろう!?とワクワクしながら巻いてくるとチカメキントキでした!


目の大きさが深場にいる感じが出ていますね。
謎に小さい胸鰭や大きな腹鰭なんかも
なんでこんな形になったのだろう?と興味を掻き立てられます。
口をバス持ちするとキンッキンにヒレを広げてくれるのも非常にカッコいいです。


余っていたウグイを泳がせたら食ってきました。
こういうのがあるから海の釣りは楽しいですね。


お世話になった船は三吉丸さん
船長もすごくいい方なのですごくオススメです!


来年の開催が今から待ち遠しいです。
そのままみんなで魚を持ち込んで宴会をしたので、その記事はまた後で。


船中の釣果


デカいマハタなんかも出ていい感じでした。
僕は絶賛船酔いでした(笑)。
つづく

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