クリスマスということで北海道へ行ってきました。
寒い時期には寒い場所に…なんてかっこいいこと言えないくらい寒さで凍えていましたが、今回の目的はとっかりセンターというアザラシと触れ合える施設。
しかし!こちらは以前行った事があったし、個人的に行った事のない水族施設の方が見てみたい!
ということで、とっかりセンターから5分圏内にある北海道立オホーツク流氷科学センターGIZAという施設にお邪魔してきました。
外観は博物館っぽい雰囲気。
道の駅とくっついていてお土産や軽食も食べられます。
入館料はシアターを見るかどうかで変わってくる仕様でしたが、
このシアターの時間指定と上手く合わなかったので、今回は本館のみお邪魔する事にしました。
入り口に既に心ときめくものが、、
クリオネ900匹数えたのだろうか…?笑
どんなカオスな事になっているのか想像しながら入館すると、入ってすぐあるのが-20℃体験コーナー。
もはや-20℃の世界がどんなものなのか想像もできないので、とりあえず入ってみっか!と軽い気持ちで突撃。
厚い扉が二つあります。

白熊が待ってるよ!
んさみいいあいいいいいいぃぃ!!!
ちょっと耐えられっかな?と不安でしたけど普通にめっちゃ寒いっす。寒いというか痛い!
中で振ってみてください!と入り口で貸し出している濡れたハンカチを振ると…

うおおおん!凍った!寒いわけだ。
ガサガサ中に寒すぎて網が凍った事はあったけれど、この体験は初めて!
カッチカチになるわけではなくて、しんなりとした感じで硬くなるんですね。
続いて入り口で貸し出してくれたシャボン玉体験。

こ、、こおった、、!!
床に落ちるとすぐに色が変わり触っても破裂しないんですね。想像とちょっと違った現象に興奮するものの、それを上回る寒さ!さむい!次へ行こう。
いや面白いし興味深いんですけどね!
そのまま奥に行くと流氷水族館というコーナーが。

何気にすごい規模。
全て氷の中に入っていてかなり透明感のある標本となっていました。

クオリティもなかなか高くないですか??
保管しようがないけど、ほしい(笑)。
トクビレいいなあ!

オンデンザメなんてレアモノも。デカい!

中でも一番興奮したのがコチラ!オオカミウオの頭部!
水族館で生体を見る事はあっても、実際に手にしてじっくり観察できる機会なんてないので、これには寒さに耐えながらじっくり観察させてもらいました。
しかもこれだけ氷づけでなく、冷凍標本?のようになっていました。某沼津のシーラカンスと同じ感じ。

歯がすごい!これでバリバリといろんなものを割って食べているんですね。
もうこの辺で寒すぎて指の感覚がなくなってきてしまったので写真は撮れず…(笑)。
気になる方は是非行ってみてください。
寒さから逃げるように地上に戻ると見事にメガネが結露してしまったのですが、
絶対メガネの結露直すマシーンが入り口付近に置いてあるので(なぜか写真を撮らなかった)、数十秒で回復!!親切すぎますね。
寒さからも解放されてふと思い出すクリオネ900匹………
あまりに流氷水族館の規模が良かったので忘れかけてましたが、奥に行くと一本水槽がありました。

これか!クリオネ水槽。
ここに本当にクリオネ900匹いるのかは不明ですが(笑)、かなりの数が入っていました。
僕も以前クリオネを飼育していたんですが結構長期飼育が難しく、
ここで展示されている個体たちは最近採られたものなのかと尋ねてみるとなんと去年からずっと展示されている個体とのこと(驚)!
直接オホーツクの海水を汲んでこれれば上手く行くんでしょうか。。
ちなみに餌のミジンウキマイマイはワンシーズンで2〜30匹程度しか手に入らないんだそう。餌も与えて…というのはなかなか現実的ではない数ですね。

他にも-6℃で流れる水に刺激を与えると凍りだしたりする展示や、オホーツク海に関する情報がパネルで紹介されていたり。
温暖化の影響もあり、近年自然に与える影響は結構深刻なようでした。
今回は結構思いつき的に寄りましたが、個人的には意外と楽しめたのでブログに書いてみました。
流氷のシーズンと合わせてくるともっと楽しめるのかもしれませんね(大体2月前後)。
前々から水族施設と聞いていたのでいつか行ってみたいなーと思っていたのですが、なかなか行く機会のないエリアだけに、今回はいい機会でした!
周辺にはとっかりセンターやオホーツクタワーなど水族施設が集結しているので、一緒に回るのもいいかもしれませんね!(僕は回った)

狂気の漂流物の展示もありました…(笑)。
おわり。