土日でちょっくら静岡、愛知、岐阜県と三県ウロウロしてきました。
お目当てはサンショウウオ。
春ですシーズン真っ只中ですよ。

別記事に書いた
その1:オオサンショウウオ
Andrias japonicus
国内最大の両生類。大きいというのは良いですね〜。
雨の中、川には濁りが入っていましたが、オオサンショウウオはわりとサクッと見ることが出来ました。
金曜日の夜仕事が終わって、風呂入ってそのまま急行した疲れた体に染みる〜!
難しいのはここから
翌日土曜日の夕方から、今度は岐阜県某所の山へ!
友人先輩と合流し、4人でカチコミます。
ハイパーなヒューマンであるM氏を先頭にポイントへ。

アマゴがいました
同行した先輩Tさんはここで尺アマゴを釣ったのだとか。いいな、アマゴは網でしか捕まえた事ないので釣ってみたい。

その2:ヒダサンショウウオ
Hynobius kimurae
僕はお初な関東には生息していないサンショウウオ。
綺麗ですね〜。ヒガシヒダに比べて小型だな、と思ったらヒガシヒダはどちらかというとオオダイガハラとかに近縁なんですね。
もっと勉強しなくては…でも近縁種同士の分布から日本の成り立ちみたいなものを感じて非常に面白かったり。
そこからちょっと移動した場所で今度はハコネサンショウウオを発見。

その3:ハコネサンショウウオ
Onychodactylus japonicus
以前ツクバハコネサンショウウオは見たことがありましたが、ハコネサンショウウオの成体は初。
幼生は死ぬほど見てきましたけど、成体は大きくてかっこいい!それでいてスレンダーな体型が非常に素敵。地味な印象でしたけど、結構綺麗なんですね。

後ろ足が太くてしっかりしていますね、これで斜面を登るのでしょうか?爪もしっかりあります。
そんなこんなやっていましたが、いい時間になり一度ここで解散。雨の中お疲れ様でした(笑)。
翌日僕とTさんはタナゴ釣りの予定だったのでそちらに向かいます。

タナゴ釣りといいながらカワヒガイの写真をあげる意味不明さ(笑)。
一番綺麗だったので。タナゴも数種類見れて大満足でした。これは別記事に書きたい。
そして夕方から今度は静岡県へ(笑)。
別の山へ突撃します。
再びM氏とY氏と合流
メインは以前も挑戦したアカイシサンショウウオ。
静岡県の赤石山脈に生息するサンショウウオで、伏流水の中で産卵をしているのか、卵塊が発見されたことがないのだとか。
おそらく幼生期間がなく、幼体ででてくるタイプなようです。不明な点が多すぎて個人的に興味をかき立てられていた種類です。
結構ハードめに駆け上がって行って、それっぽい場所で探す事10分くらい?
その4:アカイシサンショウウオ
Hynobius katoi
いたーというかみんな続々見つけてて驚き(笑)。
非常に憧れの強かったサンショウウオが目の前に!体色は地味だけど、それがまた良い!笑
以前一度探しに行ったものの見つけられず次はいつ行くか…なんて思っていたところ、煽られたのですぐ突撃してみました。
付き合ってくれたお二人に感謝!
卵を持ってそうなメス
こやつも春産卵の今時期なんですかね。
幼体は細かいスポットが多いんですね。
成長と共にスポットが消えていくそうですが、地域によっても柄が若干違うのだとか。
予定よりも早く見つけられたので、それからY氏の勘を頼りにポイントを変えて、今度はヒガシヒダサンショウウオ探しへ。
その5:ヒガシヒダサンショウウオ
Hynobius fossigenus
ちょっとやってみてもいいっすか?と入っていった沢で、幼生の量的にもこの辺で見つけるのは難しそうだな…なんて思っていた矢先にY氏が発見!
執念みたいなものを感じましたね〜すごい。
僕も関東で今期10回以上探しに行って幼生しか見れていないのですが…(笑)。
そんなこんな楽しい夜でした。
絶望的に眠かったですが、ギリギリ仕事にも間に合い最高の週末となりました。
すごいメンツが集まったとはいえ、まさかこんなに何種類も見れるとは。。。笑
これで国内で見たサンショウウオのカウントは14種類に。カスミサンショウウオが分かれた段階で全種コンプリートは無理だなと心が折れましたが(笑)、半分くらいは見れたら良いなぁなんて思っています。

感謝!
おわり