新婚旅行という事で、夏に小笠原諸島へ行ってきた話です。
前回行ったのが2018年なので実に3年ぶり。
正直もう行くことはないのかも…??なんて思っていたので、まさかまた行けるなんて…と嬉しさが止まらなかったです。
本当はコロナがなければ海外、コモド島とかに行きたかった人生でしたが、まあそれはそのうち行けたら良いなあという事で。せっかくの大手をふって有給をとりまくれる機会でもあるので行ってきました。
コロナの影響もあり、この時はPCR検査を受け陰性証明書がないと宿に泊まれない(小笠原諸島は世界遺産なので野宿も禁止なので実質ないと行けない)のと、フェリーも人数制限をしているので、ある意味では飛行機や電車を使うよりも安全だったりするのかな…?なんて思ったり。
またフェリーで24時間かかるその立地や値段の高さもあって人はかなり少なかったように感じました。
前回と比べてもだいぶ人はいなかったですし、母島に行ったら人…どこ??というくらいおらず。
観光客としては非常に快適でした。
東京の竹芝桟橋からフェリーで24時間で父島へ。
更にそこから2時間くらい更にフェリーで母島へ到着です。
ざっと調べたところ、母島の情報はあまりないようなので、せっかくなのでチョロっと書いておこうと思います。
まずは昼間のライトゲーム
ポイントもなんもわからないのでとりあえずレンタカーを借りて北部の漁港をまわります。
それなりに深さがありそうなところで、10gくらいのジグをちょい投げ。すると1投目…
釣れた!
やっぱり魚影の濃さは異常ですね。
その後もジグヘッドにワームをつけてみたり、(ラインはPE1号、ジグヘッドは6g前後くらいにエコギアの尻尾がピヨっとしているヤツ)まあなんでもヨシですね。
投げる事に違う魚がかかってくるのも非常に楽しいです。
とにかくあちこちにアカハタがいた印象!
青い海に映えますね〜!!!
ここで気をつけたいのが飯屋の営業時間!
ランチタイムとディナータイム以外はやっていなかったりして飯難民になったりするので、ある程度予定をきめて動いた方がよかったです。
とはいえ、気づいたらあっという間に時間が経っていた…なんていうのがフィールドではよくあることなんですけどね(笑)。
スーパーがやっていれば菓子パンなどは手に入るのでそれでも良いと思います。
飯を食って夜の部
夜は本命、テキトーに漁港でブッコミ釣りです。
昼間はチョイ投げで色々な魚が見れましたが、やはり大きな魚も見たい…!ということでエイやサメ、ウツボなんかが見れたらいいなあ、と狙ってみます。
新婚旅行なのでそんな遊び回っているのもいかがなものか、というのがあるので短時間勝負です。
小笠原の魚影の濃さならイケるやろ!!と謎の自信を胸に宿近くの漁港へ向かいます。
夜は漁港のライト周りなんかによく魚が溜まっていたりするので、小さいジグヘッドにワームをつけてライトゲーム。
餌になる魚を確保するところからですね。
さすが、めっちゃいました。
特にミナミハタンポがたくさんいたので、これを餌にしてチョイとブッコミます。
仕掛けはこんな感じの鈎に錘は20号。
サメやウツボは歯が鋭いので、こんな感じの鈎周りが太いものかワイヤーリーダーを入れるのがいいと思います。
個人的にはワイヤーリーダーだと食いが悪くなるケースがあったので、僕はこんな感じの大型ジグ用のフックを使用することが多いです。
投入して待っている間暇なので、脇で竿をだして小物を狙っていると5分もせずにクリッカーが鳴りヒット!
すかさず合わせて、よく走るのを見てエイではないなーと思いながらやりとりをして寄せてくると、ネムリブカというサメ!!
さすがにこの大きさになるとブッコ抜きで堤防に上げると竿が折れると思うので、長タモ(長さ5m、網の部分は45〜60cmくらいの大きい物必須)か、スロープまで連れていってあげた方がいいと思います。
なんでかこの時、はよリリースせな…!!とあまり観察出来ずにリリースしてしまったのですが…
ホワイトチップと呼ばれたりもする通り、背鰭には白い模様があったり。
口の中とか歯の構造とか、せっかくなのでじっくり見ればよかったなあ、と反省です。
あまりにもあっさり釣れすぎて、いっぱいいるのかな?なんて思っていたら匂いにつられて集まってきたのか、よく見ると沢山泳いでいました。
iPhone撮影でテキトーに撮ってもこれだけ写るって凄いですよね(笑)。
この時、今まで長く使っていた網がサメの重さで壊れてしまったので1匹釣って引き上げる事に。
一応餌用にキープしていた魚を放すと浮いてしまったのですが、その魚に対してもサメがウヨウヨと集まってきました。
しかし下向きについている口の構造のせいかなかなか口に入れる事ができず、何度も行ったり来たりしてアムアムと頑張っているのは少し微笑ましかったです(笑)。
それと同時にめちゃくちゃ獰猛に襲いかかる訳でもないんだなあという印象も強く受けました。
実は釣らんでもたくさん見れる
このネムリブカ、父島でのダイビングでも2回に1回は見れましたし、母島なら船着場横のビーチでシュノーケリングをしていても見れました。
なんならご飯を食べながら漁港を覗いていたらフラフラ泳いでいることもしばしば。
釣り上げるのが大変だなあという方はシュノーケルで探してみるのもいいかもしれませんね。

父島のダイビングにて
タイミングさえあれば簡単に釣れてしまう魚でもあるので、何匹も何匹も釣る魚ではないなあという印象も。
もし狙いたい人はほどほどにしてあげてくださいね〜。
なんのせ良い魚。ちょっかいを出したりしなければ積極的に襲いかかっているようなサメでもないので、もし行く機会があれば覗いてみてはいかがでしょうか。
どうでもよい豆知識
ブッコミ釣りをする時に怖いのが、魚がかかった時に竿ごと持っていかれてしまう事。
という訳で僕はそれ対策にこんなのを自作しています。
カラビナ二つに太めの紐をつけた物です。
こんな感じで竿につけて置き竿。
簡単に脱着が出来るので、フッキングしてから外すのもそんなにモタつきません。
僕は今のところ置き竿で持って行かれたケースはないですし、値段も安く済むのでオススメです。
反対側はテキトーに動かなそうなところに取り付けてください。魚釣った後にそのまま忘れてくるの要注意です(笑)。
ロッド:モンスターキス/ディアモンスターMX-7
リール:シマノ/カルカッタコンクエスト300
ライン:バリバスアバニPE5号
フック:なんか店で売ってたデカいジグ用のアシストフック
タックルデータは参考までに。
MX-7でも難なく、という感じでした!
おわり